本記事では、この「チャンピオンシップ26-27 Season2 店舗予選」における
優勝デッキを集計し、環境の傾向を分析していきます。
また、ティア表、スタンダード環境、エクストラ環境についても他の記事で解説しています。
環境全体の流れを把握したい方は、あわせてチェックしてみてください。

チャンピオンシップとは?
「チャンピオンシップ」は、ワンピースカードにおける公式大会シリーズの一つで、
全国のプレイヤーが参加する競技シーンの中核となるイベントです。

中でも「店舗予選」は、各カードショップで開催される予選大会であり、ここでの成績上位者が次のステージへと進出します。
つまり店舗予選は、“全国大会へと繋がる最初の関門” です。
エリア大会権利獲得人数
今回から、店舗でのエリア大会権利獲得人数に変更がありました。
プレイヤーにとってはかなり大きな変更点となっています✅

店舗予選参加記念品
「チャンピオンシップ26-27 Season 2 店舗予選」に参加すると、下記記念品を獲得することができます。

エリア大会記念品
決勝大会の権利を獲得すると、「OP15-108ナミ」を獲得できます。

上位入賞者には、「OP15-109 ニコ・ロビン」と「OP15-108ナミ」を獲得することができます。

2026年9月店舗予選優勝デッキ集計結果
ONE PIECEカードゲーム「チャンピオンシップ26-27 Season2 店舗予選」における、
2026年9月現在までの優勝デッキを集計しました。

優勝率上位は緑ミホーク・紫黄ロビン・赤黒サボ(エルバフ型)となっています。
現環境は緑ミホークを中心とした環境になっており、緑ミホークに対して戦えるデッキかどうかということがデッキ選択では重要になっています。
なぜ緑ミホークが環境トップなのか?
17弾『世界最強の戦士』では、新たに10コスト「シャンクス」が登場し、緑ミホークにとって非常に大きな強化となりました。
10コスト「シャンクス」の効果は、
【速攻】
【登場時】自分のドン!!2枚までを、アクティブにする。その後、相手のキャラすべてを、レストにする。
10コスト「シャンクス」は、登場時に相手のキャラすべてをレストにすることができる。自身も【速攻】を持っているため、登場したターンからアタックできるだけでなく、レストになった相手キャラをこちらのキャラで一斉に攻撃することも可能となっています。
さらに重要なのが、登場時にドン!!を2枚アクティブにできる点です。ここで緑ミホークのリーダー効果を確認しましょう。
相手のリーダーが属性(斬)を持つ場合、このリーダーのパワー+1000。
【起動メイン】【ターン1回】自分のカード1枚をレストにできる:コスト5以上のキャラがいる場合、自分のドン‼3枚までを、アクティブにする。その後、自分は、このターン中、キャラカードを登場できない。
緑ミホークのリーダー効果と組み合わせることで、5ドン!!アクティブになり、1コスト「強ェとわかってんだから… 始めから全開だ!!!」や3コスト「エレクトリカルルナ」といったイベントカードを使用する選択肢も生まれます。
※リーダー効果を使用後は、【キャラカードを登場できない】のでご注意ください。イベントカードの使用はOK。


相手のキャラをすべてレストにしたうえでイベントを使用することで、次のターンの相手の動きを大きく制限できる点も非常に強力です。盤面を一気に有利な状態へ持ち込みながら、相手に自由な行動をさせないという、緑ミホークのデッキの動き方と非常に噛み合っています。
また、10コスト「シャンクス」と組み合わせたいカードが2コスト「バンダー・デッケン九世」です。
「バンダー・デッケン九世」は、
【登場時】自分の手札から特徴《魚人族》を持つカード1枚を捨てるか、自分の手札か場の「方舟ノア」1枚をトラッシュに置くことができる:相手のレストのキャラ1枚までを、KOする。
という効果を持ちます。
10コスト「シャンクス」によって相手のキャラをすべてレストにした後、「バンダー・デッケン九世」を登場させることで、その中から厄介な大型キャラを選んでKOすることができます。
※緑ミホークのリーダー効果を使用した後はキャラカードを登場させることができないので、緑ミホークのリーダー効果を使用する前に、10コスト「シャンクス」でアクティブになった2ドンを使用することで、「バンダー・デッケン九世」を登場させることができます。
これまでの緑ミホークは、相手キャラをレスト状態で維持しながら、攻撃によって盤面を処理していくことを得意としていましたが、10コスト「シャンクス」の登場によって、相手の盤面を一気に崩しながら大型キャラまで除去できる選択肢が加わり大きな強化となりました。
また、6コストの「OP13-031トラファルガー・ロー」の効果で、「バンダー・デッケン九世」を使いまわせるので、かなり強力です。「OP13-031トラファルガー・ロー」の効果は、
自分のライフが1枚以下の場合、このキャラは【ブロッカー】を得る。
【登場時】自分のキャラ1枚を持ち主の手札に戻すことができる:自分の手札からコスト5以下のキャラカード1枚までを、レストで登場させる。
また、緑ミホークのリーダー効果には、「相手のリーダーが属性(斬)を持つ場合、このリーダーのパワー+1000。」とあり、緑ミホークが環境の中心にいることで、斬属性を持つ他のリーダーが環境に入りにくくなっている要因でもあります。この効果は相手が斬リーダーであれば常時効果となり、緑ミホークのリーダーのパワーが6000となるので、かなり強力な効果です。
紫黄ロビン
17弾で黄リンリンが登場したことで、紫黄ロビンと相性の良いカードが増え、現在の環境でも注目を集めている。
紫黄ロビンのリーダー効果は、
【バニッシュ】(このカードがダメージを与えた場合、トリガーは発動せずそのカードはトラッシュに置かれる)
【アタック時】自分の手札から【トリガー】を持つカード1枚を捨てることができる:ドン‼デッキからドン‼1枚までを、レストで追加する。
という効果を持つ。
【トリガー】を持つカードを手札から捨てることで、アタックしながらドン‼を加速できるため、早いターンから大型キャラの登場を狙えるのが特徴だ。黄リンリンのカードには【トリガー】を持つカードも多く、リーダー効果を使用しやすい点も非常に噛み合っている。
このドン‼加速によって、最速で10コスト「シャーロット・リンリン」を登場させることも可能となる。大型キャラを早期に展開しながら盤面を制圧できるため、相手に大きなプレッシャーをかけることができる。
また、紫黄ロビンのもう一つの大きな強みが【バニッシュ】だ。
【バニッシュ】
このカードがダメージを与えた場合、トリガーは発動せず、そのカードはトラッシュに置かれる。
リーダー効果によるドン‼加速をしながら、リーダーに多くのドン‼を付与して攻撃することで、【バニッシュ】を活かしたライフへのプレッシャーをかけることができます。
通常のライフダメージとは異なり、【バニッシュ】でライフを減らした場合はトリガーが発動しません。さらに、ライフのカードが手札に加わることもないため、相手はライフを受けるか、カウンターを使って攻撃を止めるか、より慎重な判断を迫られます。
序盤から相手のライフを削りながら、【バニッシュ】によってライフをそのままトラッシュへ送ることで、相手のライフと手札の両方にプレッシャーをかけられるのが紫黄ロビンの強みです。
また、紫黄ロビンは、攻撃性能だけでなく耐久力にも優れています。
採用されているキャラの中には、自分のライフを回復できるカードも存在するため、ゲームを進めながら自分のライフを維持することができます。
相手のライフを【バニッシュ】で削りながら、自分はライフ回復によって耐久することで、攻守両面からゲームをコントロールできます。
また、紫黄ロビンのデッキには【トリガー】を持つキャラが多く採用されているため、相手からすると積極的に攻撃することがリスクになりやすい点も特徴です。
そのため、相手が攻撃を控えて盤面を固めようとすると、今度はロビン側がライフを回復したり、キャラを展開したりする余裕が生まれます。
相手が攻めても、攻めなくても、ロビン側が自分に有利なゲーム展開を作りやすいのが強みです。
赤黒サボ(エルバフ型)
OP17弾でエルバフ関連カードが登場したことで、赤黒サボ(エルバフ型)は大きく強化され、環境トップリーダーの一員として注目を集めています。
赤黒サボのリーダー効果は、以下の2つの効果を持っています。
自分のライフが4枚以上の場合、このリーダーのパワーは-1000。
【ドン‼×1】自分のコスト8以上のキャラがいる場合、自分のリーダーとキャラすべてをパワー+1000。
赤黒サボのリーダー効果を最大限に活かすためには、まず「自分のコスト8以上のキャラ」を場に用意する必要があります。
そこで重要になるのが、キャラの効果によって自身のコストを大きく上げられる4コスト「ハグワール・D・サウロ」と、5コスト「パイレーツドッキング6」です。
これらのキャラを場に出すことでリーダー効果の条件を満たし、ドン‼を付与することで、自分のリーダーとキャラすべてのパワーを+1000できます。
赤黒サボの強さを支えているのが、低コストキャラのパワーを大きく引き上げられる点です。
2コストの「ウソップ」「サンジ」「ジンベエ」「ニコ・ロビン」は、それぞれ「コスト12以上のキャラがいる場合、このキャラのパワー+3000」という効果を持っています。
そのため、「ハグワール・D・サウロ」や「パイレーツドッキング6」によって高コストのキャラを用意し、リーダー効果と組み合わせることで、わずか2コストのキャラでもパワー6000まで上昇させることができます。
低コストで展開できるキャラが高いパワーを持つことで、相手にとっては小型キャラであっても簡単には無視できない存在になります。
赤黒サボ(エルバフ型)の最大の強みは、低コストのキャラを横に展開しながら、それぞれのパワーを引き上げ、一斉に攻撃できる点です。
少ないコストで複数のキャラを並べ、リーダー効果と各キャラの効果を組み合わせることで、小型キャラ中心の盤面でも高い攻撃力を作り出すことができます。
特に、2コストのキャラが6000という高いパワーで攻撃できるようになることで、相手は盤面に並んだキャラを放置しにくくなります。
一方で、すべてのキャラを処理しようとすると相手のリソースを大きく消費する・相手はキャラを出しづらくなるため、赤黒サボ側は継続的に攻撃を仕掛けやすくなります。
また、横展開したキャラを一斉に強化できるため、盤面にキャラが増えるほどリーダー効果の恩恵も大きくなります。
