バンダイは、『ONE PIECEカードゲーム』の公式サイトにて、2026年10月12日(月)より適用される「禁止・制限カード改訂」に関する最新情報を発表しました。
今回の改訂では、リーダーカード『ジュラキール・ミホーク(OP14-020)』が禁止カード(デッキ使用不可)に指定されました。
従来から優れた盤面コントロール性能を誇っていた緑ミホークですが、なぜこのタイミングで禁止に至ったのか。その背景にはOP-17弾で登場した10コスト「シャンクス」との強烈なシナジーがありました。
改訂の概要
施行日:2026年10月12日(月)
対象カード:禁止カードの追加
救済措置:新規テキスト版プロモカード(P-163 ジュラキール・ミホーク)の配布予定
今回指定されたカード
【禁止カード】
デッキに1枚も入れることができない指定です。
指定カード:OP14-020 ジュラキール・ミホーク(リーダーカード)

これまでの緑ミホーク
本来の緑ミホークは、相手の動きを封じつつアタックで盤面を処理していくテクニカルなコントロールデッキでした。
繊細かつ強力な「行動不能ロック」
- 5コスト『光月おでん』によるロック 【登場時】1ドローしながら、相手のコスト6以下のキャラ1枚を「次の相手エンドフェイズ終了時までレストにできない(=登場させてもアクティブ状態にならず、即座に機能しない)」状態にし、相手のテンポを大幅に阻害。
- 強力な妨害イベントの連打 『エレクトリカルルナ』や『強ェとわかってんだから… 始めから全開だ!!!』を駆使し、相手キャラのリフレッシュフェイズでのアクティブ化を阻止。
(斬)属性リーダーが環境に残れなくなる常時バフ
リーダー効果の「相手のリーダーが属性(斬)を持つ場合、このリーダーのパワー+1000」も非常に厄介でした。 (斬)属性を持つリーダー側は、緑ミホーク対面というだけで常時アタックが通りにくくなり(実質パワー6000)、対戦以前にデッキ選択の段階で(斬)リーダー全般が環境に残れない環境を作り出す要因となっていました。


『緑ミホーク』が禁止指定された理由
しかし、OP-17弾「10コスト シャンクス」の登場により、その強みが大きな不利対面がないと言ってもいいほどのレベルへ激変しました。(スタンダード環境・エクストラ環境どちらもトップの優勝率)
1. 全レスト+「計5ドン!!復帰」で追撃イベントが即成立
10コスト「シャンクス」は、登場時に【速攻】を持ちながら「相手キャラ全員をレスト」し、さらに「2ドン!!をアクティブ」にします。
ここから緑ミホークのリーダー効果(5コスト以上のキャラがいる時に3ドン!!回復)を使用すると、10コストを出したはずなのに合計5ドン!!がアクティブで手元に残ります。
この浮いた5ドン!!により、相手盤面を全フリーズさせた直後に『エレクトリカルルナ』などのロックイベントを余裕で構えられるようになり、相手は次のターン何もできない絶望的な状況に追い込まれます。
2. 「バンダー・デッケン九世」による確定除去の獲得
さらに強力なのが、2コスト『バンダー・デッケン九世』とのコンボです。
- 10コスト「シャンクス」を登場させ、相手キャラを全員レスト(2ドン!!回復)
- 回復したドンで「バンダー・デッケン九世」を登場
- 手札の《魚人族》等を捨て、レストになった相手の大型キャラを即座にKO
- リーダー効果を起動してさらに3ドン!!回復(計5ドン!!アクティブ)
これまでアタックで少しずつ処理していた大型キャラを、「全レスト+確定KO+ロック」という1ターン内のコンボで即座に排除できるようになりました。
代替カード(プロモ)の配布について
リーダーカードの禁止指定に伴い、プレイヤーへの救済策として新規効果(新規テキスト)が調整された「P-163 ジュラキール・ミホーク」が、今後の公式大会やイベント等で配布されることが決定しました。配布開始日や詳細な獲得方法については、後日公式サイトにてアナウンスされる予定です。

まとめ・今後の環境展開
今回の改訂により、一強状態となっていたデッキタイプにブレーキがかかり、10月以降の公式大会(チャンピオンシップやフラッグシップバトルなど)では新たなデッキタイプが台頭することが予想されます。
斬リーダーの特徴を持つ青ロックス、緑シャンクスなどが環境上位に上がってくるでしょう。
プレイヤーの方は、10月12日以降のデッキ構築およびイベント参加に向けて、カードの差し替えや新環境での戦略調整をお忘れなく!
