本記事では、『『キン肉マン』完璧超人始祖編【UA39BT】』のデッキレシピ集をご紹介!特徴なども徹底解説します。
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Achievements.日本大会準優勝
UNION ARENA CHAMPIONSHIP 2024 JAPAN FINALで準優勝という実績を持つ実力派プレイヤー。
豊富な経験と高い構築力を活かし、初心者にもわかりやすく、上級者にも参考になる内容をお届けします。
キン肉マンの基本情報
パック名 | 『キン肉マン』完璧超人始祖編【UA39BT】 |
公式情報 | 公式情報 |
発売日 | 2025年5月16日(金) |
価格 | 1パック(カード8枚) 385円(税込) 1BOX(16パック) 6,160円(税込) |
種類数 | ・SR(スーパーレア):12種 ・R(レア):12種 ・U(アンコモン):28種 ・C(コモン):28種 ・AP(アクションポイント):12種 |
キン肉マンのデッキレシピ集と考察
ここでは、キン肉マンのデッキレシピを解説します。
【キン肉マン・テリーマン】
キン肉マンとテリーマンを中心にしたデッキで、【『キン肉マン』完璧超人始祖編】の中でも再注目のデッキです。特にパワー2500やステップ持ちカードを厚めに採用でき、5キン肉マンというかなり強力な受けレイドも採用できるため、現環境の王者である【ファウルバウト】に対して比較的有利に戦えるアーキタイプになりそうです。
一方で0エナジーのキャラカードのパワーラインが低いのは明確な欠点であり、またドロートリガーの枚数もかなり少ないことからリソース不足に悩まされることも多そうに感じ、パワーはあるもののムラのあるデッキになりそうです。
basicでの評価は星4つ。ユニフェス愛知でも3rdデッキの有力候補になると考えます。
【ロビンマスク・ウォーズマン】
ロビンマスクとウォーズマンを中心にしたデッキです。アタック時効果を持つキャラカードがいることを条件にした効果を持つカードを中心に構成されています。
パワー4500やアクティブトリガーによる受け、インパクト無効持ちによるブロックを許さず確実に一点を通しに行け、かつドローまでついてくるウォーズマンはかなり強そうなカードであり、6コストロビンマスクや4コストブロッケンjrで立ち回り4コストウォーズマンで詰めていくというデッキになりそう。
今回のサンプルリストでは、アタック時効果を持つカードを積極的に前出ししていく必要があることから2個玉を多めに採用していますが、特に2コストジェロニモの枠は要調整。
basicでの評価は星2つ。デッキパワー的には決して悪くはないですが、軽減無しの6エナは今の環境では遅く、受けとして使えるレイドが無いのも苦しい部分です。
【悪魔超人】
悪魔将軍を中心にした悪魔超人デッキです。4コスト悪魔超人は先手3ターン目から盤面を展開しながらフロントにアタッカーとパワー5000の本体を送り込める破壊力のあるカードで、それをパワー4000以下バウンスに加えてセルフハンデスを行うこれまた強烈なパワーを持つ5コストバッファローマンでバックアップします。
難点としては低コスト帯のパワーラインが全体的に低く、序盤の盤面の押し合いで押し負けることが多そう。
サンプルリストでは先手3ターン目に悪魔将軍を着地させる可能性を上げるために2コストマーベラスを採用していますが、このカード自体は悪魔将軍からプレイできず、またトリガーレスの枚数もかなり増えているため採用すべきかは要検討です。
basicでの評価は星3つ。除去レイドである5コストバッファローマンを採用できるのは非常に魅力的ですが、低エナのパワーラインが全体的に貧弱なのが現代の高速環境では響いてくると考えられます。
【悪魔超人(ペンタゴン入り)】
ペンタゴンや3コストブラックホールを採用し、よりブラックホールに重きを置いた悪魔超人デッキです。
ペンタゴンの登場時能力でインパクト無効やパワーラインが高いキャラをレストにでき、かつ4コストブラックホールにインパクトを持たせられる可能性が上がっているので、上の悪魔超人デッキより最後の詰め性能は上がっていそうです。
一方で悪魔将軍の運用は難しくなっているので、ペンタゴンを採用するかしないかは大きく意見が分かれそうです。
basicでの評価は星2つ。ペンタゴン抜きと基本的には変わらないですが、結局序盤に引くと基本的に不要牌になってしまうのが難しいところです。
【完璧超人】
ネメシスを軸にした完璧超人デッキです。とにかく大量の除去カードが入っており、単純な除去力だけならユニオンアリーナ最強と言ってもいいデッキだと感じます。
フィールドの完璧・無量大数軍は登場時のドローが非常に偉く、味方をアクティブにする能力もデッキに噛み合っています。またスペシャルや6コストストロング・ザ・武道は単純な除去ではなくデッキ下送りなので、【オーディナル・スケール】や【電王】に強く出られる部分もありそうです。
難点はサーチが無いこととある程度名称の数が必要な点でしょうか。サーチの無さに関してはドロートリガーやドローできるカード自体は多くドローカードの枚数も多いのでそこまで問題にはならなそうですが、肝心なタイミングで名称の数が足りなくてフィールドの起動能力が使えないこともありそうです。
basicでの評価は星3つ。【ロビンマスク・ウォーズマン】と同じく重量級のデッキではありますが、低エナが比較的強力でトリガーも強く、退場時を誘発させない除去を多めに積めるという独自要素もあるため評価は少し高くなると考えます。
【まとめ】『キン肉マン』完璧超人始祖編のデッキレシピ集
本記事では、『キン肉マン』のデッキレシピ集について紹介しました。
これからもユニオンアリーナの市場は注目が集まり続けることでしょう。
ぜひ、購入時の判断材料やデッキ構築の参考にしていただければ幸いです。