
柏駅近くの商業施設内で、トレーディングカードゲームからプラモデル、フィギュアまで幅広いホビーを取り扱う『まちキャラ柏モディ店』。
ポケモンカードやワンピースカード、デュエル・マスターズなどの販売・買取に加え、32席のデュエルスペースではさまざまなカードゲームの大会も開催されています。
また、壁やドアで区切らないオープンな店舗づくりも特徴の一つ。カードゲームのプレイヤーだけでなく、同じフロアを訪れた家族連れなども立ち寄りやすく、ガンプラの組み立て体験会をはじめとした、ホビーに触れるきっかけづくりにも力を入れています。
今回は、そんな『まちキャラ柏モディ店』さんに、店舗設立の背景から、現在のお客様の特徴、お店づくりで大切にしていること、印象に残っているエピソード、現在の課題、そして今後の展望まで幅広くお話を伺いました。
本記事を通して、カードゲームを実際に遊ぶ店長だからこその店舗づくりや、「買う・遊ぶ・つながる」を形にするまちキャラの取り組みを感じていただければ幸いです。
まちキャラ柏モディ店の店舗紹介ページはこちら👇
基本情報
| 店名 | まちキャラ 柏モディ店 |
| 住所 | 千葉県柏市柏1丁目2−26 柏モディ5F |
| 取り扱いタイトル | ホビー・トレカ(ポケカ/ワンピ/ホロカ/クロスタ/デュエマ/ガンダム)等 |
| デュエルスペース | 32席 |
| 営業時間 | 平日 10:30~20:00 土日祝 10:30~20:00 定休日 年中無休 |
| 買取 | 買取あり(12:00〜18:00) |
| 公式X | https://x.com/Machi_Modi |
店舗の設立背景

25年以上のホビー流通から生まれた「まちキャラ」
インタビューをさせて頂きますトレカの地図編集部です。今回はよろしくお願いします。
さっそくですが、「まちキャラ」が誕生した背景について教えてください!
当社は25年以上にわたって、ゲームやトレーディングカード、プラモデルなど、ホビー商品の流通に携わってきました。
コロナ禍をきっかけにEC化が加速する中で、改めて注目したのが、ホビー商品を実際に「見て、触れて、選ぶ」というリアルな体験です。
そこで、長年のホビー流通で培ってきたノウハウや商品調達力を活かし、2021年に秋葉原でリアル店舗「まちキャラ」をオープンしました。
現在は秋葉原から首都圏の地域へと店舗を広げながら、「買う・遊ぶ・つながる」をコンセプトに、メーカーとファンをつなぐ「まちのエンタメホビーショップ」を目指しています。
実際の記事

商業施設だからこそ、誰でも立ち寄りやすいお店に
「実際に見て、触れて、選ぶ」という考えから始まったのですね。
実際の店舗づくりでは、どのようなことを意識されていますか?
まちキャラは現在、さいたま市、千葉県の千葉市・松戸市・柏市、そして東京の昭島市と、首都圏を中心に5店舗を展開しています。そして、どの店舗も駅から近い商業施設や書店などに出店しています。
柏モディ店も壁やドアで店舗を囲わないオープンなつくりになっていて、普段カードショップに行かない方や、ご家族でも入りやすい環境を意識しています。
柏モディ店があるフロアにはアニメやホビーに関連したお店も集まっているので、別のお店を目的に来られた方が、そのまま立ち寄ってくださることもあります。
入口にはカードだけでなく、シールやスクイーズなどの商品も並べています。最初からカードゲームだけに絞るのではなく、いろいろな方がホビーに触れられるお店にしたいですね。
お店の強み・顧客層について

デュエマを中心に幅広いタイトルを楽しめる環境
実際には、どのようなお客様が多く来店されていますか?
タイトルによってかなり違いますね。
ポケモンカードやワンピースカードでは、コレクションを目的に来られる方が比較的多い一方で、デュエル・マスターズはほとんどがプレイヤーです。
デュエル・マスターズは10代のお客様が中心で、現在の柏モディ店では特に来店される方が多いタイトルですね。
32席のデュエルスペースも用意していますが、土日祝日は大会で席が埋まることも多く、フリーで遊ばれている方に席の移動をお願いすることもあります。
「カードゲーマーに愛される店」を目指して
プレイヤーの利用が活発なのですね。
梅田店長自身も、かなりカードゲームを遊ばれていると伺いました。
私自身、デュエル・マスターズを中心に、デジモンカードゲームや遊戯王、マジック:ザ・ギャザリングなど、いろいろなカードゲームを遊んでいます。
休日に他のお店のショップ大会を何店舗か回って、「この大会運営はいいな」と思ったところを見たりすることもありますね。
自分自身がカードゲームを好きだからこそ、お客様がどんな大会を求めているのか、どんな商品が欲しいのかを考えながらお店に反映していきたいです。
目指しているのは、「カードゲーマーに愛される店」です。
印象に残ってるエピソード

お客様の声から作り直したショーケース
店長に就任されてから、特に印象に残っている出来事はありますか?
デュエル・マスターズのショーケースを作り直したことですね。
スタッフ3〜4人で「どう並べたら見やすいか」を話し合ったのですが、それぞれ理想の並べ方が違って、なかなかまとまらなかったんです(笑)。
最終的には店長として私が決めて一度変更したのですが、今度はお客様から「見にくい」というご意見をいただいて、もう一度見直しました。
現在は5色ごとに列を分け、高額カードについては価格帯でまとめる形にしています。
自分たちが見やすいと思う売り場と、実際にお客様が見やすい売り場は必ずしも同じではないので、お客様の声を聞きながら改善していくことの大切さを感じました。
「大会がない」という声から始まった非公認大会
売り場づくりにもお客様の声を反映されているのですね。
イベントでも、お客様の声から始まった取り組みはありますか?
クロススターズの非公認大会がそうですね。
柏周辺ではクロススターズの大会が少なかったので、お客様に「非公認大会を開催したら参加したいですか?」と聞いてみたところ、需要がありそうだったので実際に開催しました。
4〜5月には16人規模の大会を開催しています。
32席すべてを使って大きく開催することもできますが、人数を増やすことだけではなく、参加された方に楽しんでもらえる規模感も大切にしたいと思っています。
現状の課題・今後の改善点

もっと「まちキャラ」を知ってもらうために
現在、店舗運営をする中で感じている課題はありますか?
大きな課題の一つは、「まちキャラ」というお店自体をもっと知っていただくことですね。
そのため、Xでは毎日情報を発信しています。投稿数も多く、商品情報やイベント情報などを継続して発信してきたことで、フォロワーも1万人に近づいてきました。
ほかにもGoogleやホームページへの店舗情報の掲載、プレスリリースなど、さまざまな方法でお店を知っていただく取り組みを行っています。
ガンプラの新商品発売時には、実際に店頭へ並んでいただく形で販売したこともあります。行列ができることで、商業施設を訪れた方にも「ここにホビーショップがあるんだ」と知っていただくきっかけになりました。
商品を「探しやすい」売り場へ
お店を知ってもらう取り組みを進める一方、店内について今後改善していきたい部分はありますか?
ショーケースはまだ改善していきたいですね。
デュエル・マスターズではお客様の声を参考にしながら陳列方法を変更しましたが、ポケモンカードやワンピースカードなども含めて、もっと商品を探しやすい売り場にしていきたいと考えています。
カードの種類が多いからこそ、ただ商品数を増やすだけではなく、「欲しいカードを見つけやすいか」という部分まで考えて改善していきたいですね。
今後の展望

ホビーを「買う」だけでなく、実際に体験できる場所へ
今後、まちキャラとして力を入れていきたい取り組みについて教えてください。
カードゲームだけでなく、ホビーを実際に体験していただけるイベントには、これからも力を入れていきたいです。
柏モディ店では、親子で参加できるガンプラの無料組み立て体験会を開催しました。30分ほどで実際にガンプラを作っていただく内容で、普段プラモデルを作らない方にも楽しんでいただける機会になっています。
また、柏市が主催した「まちあそび人生ゲームin柏」のイベントにも出店しました。店舗の中だけで完結するのではなく、地域のイベントに参加することで、普段まちキャラを知らない方にもホビーの楽しさを届けられたと思います。
今後も、こうした地域とのつながりは大切にしていきたいですね。
実際のイベントの様子


プラコロなど、新しいホビーとの出会いも
TCG以外にもさまざまな体験を提供されているのですね。
今後予定しているイベントはありますか?
9月27日には、コクーンシティ店で「プラコロ」の体験会を予定しています。
ポケモンの形をしたサイコロを使って遊ぶ対戦型のダイスホビーで、当日は遊び方を説明しながら実際にバトルを体験していただけます。
参加は無料で、道具を持っていなくても参加できるので、初めての方にも気軽に遊んでいただきたいですね。
これまでもメーカーさんからご依頼をいただいて、新しいゲームの体験会などを開催してきました。
「ガンダムアッセンブル」の体験会も予定しています。
商品を販売するだけでなく、実際に遊んでもらうことで新しいホビーを知るきっかけを作っていきたいです。
まとめ

この記事では、まちキャラ誕生の背景から、柏モディ店のお客様の特徴、梅田店長が取り組んできた売り場づくりや大会運営、現在抱えている課題、そして今後の展望まで幅広くご紹介しました。
お話を伺う中で印象的だったのは、長年ホビー商品の流通に携わってきた会社だからこその商品力だけでなく、「実際に見て、触れて、遊ぶ」というリアル店舗での体験を大切にしていることです。
梅田店長自身もさまざまなTCGをプレイし、休日には他店の大会へ足を運んで運営方法を研究するほどのカードゲーム好き。
お客様の声からショーケースを作り直したり、地域で大会の少なかったクロスターズの非公認大会を開催したりと、その経験が実際のお店づくりにも反映されています。
さらに、ガンプラの組み立て体験会や地域イベントへの参加、プラコロをはじめとした新しいホビーの体験会など、取り組みはカードゲームだけにとどまりません。
「買う・遊ぶ・つながる」を掲げる『まちキャラ』が、カードゲーマーはもちろん、子どもや家族連れ、新しいホビーに初めて触れる人たちにとって、どのような場所へ成長していくのか。今後の取り組みにも注目していきたいと思います。













