「推しのストリーマーやVTuberがカードになると聞いて、気になっているけれど、ルールが難しそう…」そんな風に感じていませんか?
Xross Stars(クロススターズ)は、4人のリーダーでチームを組んで戦うトレーディングカードゲームです。
2025年8月に発売された、比較的新しいタイトルで、ファンのあいだでは「クロスタ」と略して呼ばれています。この記事でも、以降は「クロスタ」と表記します。
クロスタには「ラウンド」「覚醒」など、他のカードゲームではあまり聞き慣れない用語が登場します。そのため、パッと見では複雑そうに見えるかもしれません。
独自のルールはありますが、基本の流れさえ押さえれば理解しやすいカードゲームですよ!
この記事では、クロスタのルールと遊び方を初心者向けにわかりやすく解説します。
基本概要から、カードの種類、デッキの作り方、対戦の準備、ターンの流れ、そして公式マニュアルへのリンクまで、これを読めば、クロスタの基礎をひと通り理解できます。
クロスタを始めてみたい方や、ルールに自信がない方は、ぜひこの記事を読んでから対戦に挑戦してみてください!
クロスタとは?

まずは、クロスタがどんなカードゲームなのかを見ていきましょう。
クロスタの基本概要
クロスタは、ストリーマー・VTuber・eスポーツ選手がカードとして登場するトレーディングカードゲームです。
プレイヤーは4人のリーダーカードで1つのチームを作り、対戦相手のチームと戦います。
デッキのアタックカードを使って相手のリーダーにダメージを与えていき、対戦相手のリーダーを4人全員ダウンさせるとそのラウンドに勝利です。
クロスタは1試合が「ラウンド」という単位に分かれています。ここがクロスタを理解するうえで一番のポイントですよ。
他のカードゲームとの違い
クロスタには、他のカードゲームではあまり見かけない特徴がいくつもあります。ここでは代表的な4つを紹介します。
最大3ラウンドの「ラウンド制」
多くのカードゲームは1回の対戦で勝敗が決まりますが、クロスタは、1試合最大3ラウンドです。ラウンドが終わるとリーダーは全員復活し、次のラウンドが始まります。
そして先に2ラウンド勝ったプレイヤーが試合の勝者という、いわゆる2本先取(BO3)が基本ルールです。
1ラウンド目で負けてもまだ2回チャンスがあるため、序盤の引きの偏りが、そのまま試合の敗北に直結しない構造になっています。
ラウンドをまたいで一部の状態が引き継がれる
ラウンドが終わってもリセットされないものがあります。覚醒したリーダーや、装備したカードはそのまま次のラウンドに引き継がれます。
つまり、1ラウンド目で作った有利な状態を、2ラウンド目にも活かせるということです。「このラウンドは負けそうだから、次に備えて温存する」といった駆け引きも生まれます。
ラウンドが進むほど使えるコストが増える
カードをプレイするためのコストには、「プレイポイント(PP)」を使います。
このPPが、1ラウンド目は3、2ラウンド目は4、3ラウンド目は5と増えていくため、後半のラウンドほどコストの高いカードを使いやすくなります。1試合の中で戦い方そのものが変化していくのが特徴です。
余ったPPの分だけドローできる
ターンの終了フェイズには、余っているプレイポイントと同じ枚数のカードを引くという処理があります。
そのため、PPをすべて使い切らずに、あえて残して手札を増やすという選択肢もあります。
クロスタで遊ぶために必要なもの

クロスタで対戦するには、通常のデッキ以外にもいくつか用意するものがあります。公式のプレイングマニュアルでは、対戦に必要なものとして以下の6つが挙げられています。
| 必要なもの | 枚数 |
|---|---|
| リーダーカード | 4枚 |
| タクティクスデッキ(タクティクスカード) | 5枚 |
| デッキ(アタックカード・メモリアカード) | 合計50枚 |
| プレイポイントカード | 5枚 |
| 「PPチケット」カード | 1枚 |
| ダメージカウンター | — |
それぞれのカードがどんな役割を持つのかは、次の「クロスタのカードの種類」で詳しく解説します。ここでは「デッキ以外にも専用のカードやカウンターが要る」という点だけ押さえておきましょう。
リーダーカードとデッキ
対戦で使うのはリーダーカード4枚と、アタックカード・メモリアカードを合わせたちょうど50枚のデッキです。リーダーカードはデッキとは別に用意し、対戦中もずっと場に出しておきます。
タクティクスデッキと「PPチケット」カード
50枚のデッキとは別に、タクティクスカード5枚だけを集めた「タクティクスデッキ」を用意します。さらに、後攻のプレイヤーが使用する「PPチケット」カードを1枚用意します。
プレイポイントカードとダメージカウンター
プレイポイントカードは、カードをプレイするときのコストを表すカードです。ラウンドごとに1枚ずつ増えるため、5枚すべて用意します。
ダメージカウンターは、リーダーが受けたダメージを記録しておくためのアイテムです。スターターデッキにはシート状のダメージカウンターが付属しています。
プレイシート(任意)
プレイシートは、対戦中にカードを置く場所を整理するためのシートです。必須ではありませんが、エリアの配置に迷いやすい初心者には特におすすめです。
公式サイトのルールページからPDFをダウンロードできるほか、スターターデッキにも1枚封入されています。
まずは「スターターデッキ」から始めよう
ここまで挙げたものは、スターターデッキを1つ買えばすべて揃います。
スターターデッキ『初の栄冠』『魔王降臨』には、リーダーカード4枚・デッキ50枚・タクティクスカード6枚(タクティクスデッキ用の5枚+「PPチケット」1枚)・PPカード5枚に加えて、
クイックマニュアル、プレイシート、ダメージカウンターが同梱されています。
購入後すぐに対戦を始められます。

スターターデッキ『初の栄冠』(左)と『魔王降臨』(右)
デッキを自分好みにカスタマイズしたくなったら、ブースターパックでカードを集めていきましょう。1パックはランダム8枚入りです。

ブースターパック第5弾『Ignition Vortex』
あると便利な公式グッズ
対戦そのものはスターターデッキだけで始められますが、公式から周辺グッズも発売されています。とくにオフィシャルダイスは、対戦中のダメージカウンターとして使えるので、繰り返し遊ぶなら用意しておくと便利です。

オフィシャルダイス
ダメージカウンターとして使える

オフィシャルプレイマット
カードを置く場所が分かりやすく印刷されている

オフィシャルスリーブ
カードを傷や汚れから守る

オフィシャルカードケース
デッキを持ち運ぶときに便利
なお公式のFAQでは、プレイポイントカード・PPチケットカード・ダメージカウンターは、対戦相手の同意が得られるなら別のもので代用してもよいとされています。
まずは手持ちのもので試してみて、必要になったら買い足すのがおすすめです。
クロスタの基本ルール・遊び方

ここからは、初心者でも分かるように勝利条件・カードの種類・デッキの作り方・対戦の流れを順番に解説していきます。
クロスタの勝利条件
クロスタの勝敗には、「ラウンドの勝利条件」と「試合の勝利条件」の2つがあります。
- ラウンドの勝利条件:対戦相手のリーダーを全員ダウンさせること。
- 試合の勝利条件:先に2ラウンド勝利すること。
なお、これとは別にタクティクスデッキが尽きると試合に敗北するというルールがあります。
デッキのカードが足りなくなったとき、トラッシュの裏向きのカードをシャッフルしてデッキに戻すのですが、その代償としてタクティクスデッキのカードをランダムに1枚トラッシュに置くためです。
このときタクティクスデッキに1枚もカードがなければ、その時点で試合に敗北します。
他のTCGでいう「デッキ切れ負け」にあたる、クロスタ独自の敗北条件です。ルール上の表現ではありませんが、タクティクスデッキの残り枚数が、デッキを何回まで回復できるかの上限になっているとイメージすると覚えやすいと思います。
クロスタのカードの種類
クロスタで使うカードは、「リーダーカード」「アタックカード」「メモリアカード」「タクティクスカード」「プレイポイントカード」の5種類です。それぞれの役割をざっくり押さえておきましょう。
なお、あとで説明する「PPチケット」カードは、後攻のプレイヤーが使える特殊なタクティクスカードです。
ざっくり言うと、アタックカードが「攻撃」、メモリアカードが「補助」、タクティクスカードが「切り札」です。まずはこの3つの役割さえ押さえておけば大丈夫ですよ。
リーダーカード

「神楽めあ」BP04-005(覚醒前の面)
ストリーマーやVTuberが描かれた、チームの中心となるカードです。4枚を選んで1チームを作ります。
リーダーカードには攻撃力(ATK)と体力(HP)が書かれています。
攻撃力は対戦相手のリーダーにアタックしたときに与えるダメージ、体力は、これと同じかそれ以上のダメージを受けるとダウンする数値です。ほかに、カード名・色・カードの効果が記載されています。
リーダーカードは両面カードになっており、表が「覚醒前」、裏が「覚醒後」です。覚醒については後ほど詳しく解説します。
アタックカード

「天衣無縫」BP04-023
デッキに入れる、攻撃するためのカードです。手札からプレイすることで、自分のリーダーが対戦相手のリーダーにアタックできます。
カードにはコスト(プレイするときに必要なPPの数)と効果が書かれています。効果には【プレイ時】【アタックする】【アタック後】といったタイミングの指定があり、書かれている順番に処理していきます。
メモリアカード

「士官学校」BP04-051
アタックカードと同じくデッキに入れる、アタックを強化したり、ゲームを有利にしたりするためのカードです。アタックカードとメモリアカードを合わせて、ちょうど50枚のデッキを作ります。
代表的なのが【アタック強化】効果です。たとえば「次のアタックのダメージ+60」を持つメモリアカードをプレイしてから、攻撃力30のリーダーでアタックすると、30+60で90ダメージを与えられます。
タクティクスカード

「サイバネアーマー」BP04-073(装備)
50枚のデッキとは別に用意する5枚のカードです。この5枚で「タクティクスデッキ」を作り、ラウンドの開始時に自分で1枚を選んで場に出します。
タクティクスカードには「消費」と「装備」の2つのサブタイプがあります。
消費タクティクスカードはプレイエリアに表向きに置いて効果を使うタイプ、装備タクティクスカードは自分の好きなリーダーに付けて、付いている間ずっと効果が働くタイプです。
プレイポイントカード/「PPチケット」カード
プレイポイントカードは、コストを支払うためのカードです。縦向きのカードを1枚横向きにすると、PPを1支払ったことになります。開始フェイズにはすべて縦向きに戻って回復します。
「PPチケット」カードは、後攻のプレイヤーだけが使える特殊なタクティクスカードです。効果は【プレイ時】PPを1回復するというもので、後攻の不利を補う役割を持っています。
タクティクスデッキに入れることはできず、1ラウンド目のタクティクスカードを選んだあとに後攻のプレイヤーがタクティクスエリアへ置きます。1ラウンド制のクイックマッチでは使用しません。

プレイポイントカード
BP04-115

「PPチケット」カード
BP02-081
デッキの作り方
クロスタのデッキ構築は、リーダーカード4枚 → デッキ50枚 → タクティクスデッキ5枚の順番で決めていきます。公式のプレイングマニュアルに書かれているルールは以下のとおりです。
- リーダーカードはすべて別々のカード(別の名前のカード)を4枚選ぶ。
- デッキの枚数はちょうど50枚である必要がある。
- デッキに入れられるのは、いずれかのリーダーカードと同じ色のカードのみ。
- 同じカード(同じ名前のカード)は最大4枚まで。
- 「エース」カード(カードにエースアイコンが付いているもの)は合計で最大8枚まで。
- タクティクスカードはすべて別々のカード(別の名前のカード)を5枚選ぶ。
さらに、多くのカードには「ビルドルール」という条件が書かれています。ビルドルールを満たしていないカードは、デッキに入れることができません。
| ビルドルールの記載例 | 意味 |
|---|---|
| リーダー:Cpt | リーダーカードに「Cpt」が選ばれているときのみ、デッキに入れられる |
| リーダー:赤3体以上 | 色が赤のリーダーカードが3枚以上選ばれているときのみ、デッキに入れられる |
つまりクロスタのデッキ構築は、「先に選んだリーダー4人が、入れられるカードの範囲を決める」という仕組みです。
推しのリーダーを軸にするのか、色を揃えて強いカードを使えるようにするのか、ここが最初の悩みどころになります。
迷ったらリーダー4人を先に決めてしまうのがコツです。色とビルドルールで、入れられるカードが自然と絞られていきますよ。
「Limitedカード」「BANカード」に注意する
クロスタには、対戦環境に応じて特定のカードの使用を制限する仕組みがあります。公式大会・公認大会の結果やカードの使用状況をもとに、運営事務局が指定します。
- Limitedカード:デッキに入れられる枚数が2枚までに制限されるカード
- BANカード:デッキに入れることができないカード
対象になるのはACEカード・ニュートラルカード・タクティクスカードの3種類です。指定されるカードは対戦環境に合わせて見直されるため、デッキを組む前に公式サイトのお知らせで最新の指定内容を確認しておきましょう。
同じタレントでも「カード名」が違えば別リーダー
クロスタでは弾をまたいで同じタレントが新しいリーダーカードとして再登場することがあります。このとき、リーダーカードのカード名が完全に一致する場合だけ「同じリーダー」として扱われます。
カード名が違えば、同じタレントのカードであっても別のリーダー扱いになるため、同じデッキに一緒に入れることができます。
ビルドルールも同様で、記載されたリーダー名とカード名が完全に一致していなければ条件を満たしません。
場(カード)の置き方
対戦中は、以下のようにカードを置きます。手札は対戦相手に見えないように持ちましょう。
| エリア | 置くもの |
|---|---|
| デッキ | 50枚のデッキを裏向きに置く |
| リーダー | リーダーカードを1枚ずつ、計4枚並べる |
| プレイエリア | 手札のカードやタクティクスカードをプレイするときに置く場所。プレイした順に左から並べる |
| トラッシュ | 使い終わったカードを裏向きに置く。ただしタクティクスカードは表向きに置く |
| タクティクスデッキ | タクティクスカード5枚を裏向きに置く |
| タクティクスエリア | ラウンド開始時に選んだタクティクスカードを置く |
| プレイポイント | プレイポイントカードを置く(1ラウンド目3PP/2ラウンド目4PP/3ラウンド目5PP) |
公式サイトで配布されているプレイシートを見ると、どのエリアに何を置くのかが一目で分かります。ターンの流れとアタックの手順も書かれているので、慣れるまでは印刷して手元に置いておくのがおすすめです。

対戦の準備
対戦を始めるまでの手順は以下のとおりです。
リーダーカード4枚を、覚醒前の面が表になるように置きます。
タクティクスデッキ(5枚)を裏向きに置きます。自分の裏向きのタクティクスカードは、いつでも好きなときに見ることができます。
続いてデッキ(50枚)をシャッフルし、裏向きに置きます。
1ラウンド目に使えるPPは3です。プレイポイントカードを3枚置きます。
ジャンケンをして、1ラウンド目の先攻プレイヤーを決めます。ジャンケンで勝った方が、先攻か後攻かを選べます。
お互いのプレイヤーは、自分のタクティクスデッキからカードを1枚選んで、裏向きのままタクティクスエリアに置きます。
さらに後攻のプレイヤーは、「PPチケット」カードを表向きにタクティクスエリアに置きます。
お互いのプレイヤーは、デッキから4枚カードを引いて手札にします。クロスタには手札を引き直すルール(マリガン)はありません。
これで準備完了です。先攻のプレイヤーからターンを始めます。
ターンの流れ
各プレイヤーのターンは「開始フェイズ → メインフェイズ → 終了フェイズ」の順に進みます。
自分のターンでやることは、実質「PPを回復して1枚引く → カードを使う → 片付けて余ったPPの分だけ引く」の3ステップだけです。
開始フェイズ
ターンの最初に、次の2つを行います。
- プレイポイント(PP)をすべて回復:横向きになっているプレイポイントカードを、すべて縦向きに戻します。
- ドロー:デッキからカードを1枚引きます。他のカードゲームと違い、先攻プレイヤーも1ターン目からドローします。
メインフェイズ
自分のターンのメインフェイズでは、以下の行動を好きな順番で行えます。
- 手札のアタックカードをプレイする
- 手札のメモリアカードをプレイする
- タクティクスエリアのタクティクスカードをプレイする(1ターンに1枚まで。先攻の1ターン目はプレイ不可)
カードを使うことを「プレイする」と言います。カードをプレイするときは、コストと同じだけのプレイポイント(PP)を支払います。
同じターンに複数のカードを使うときは、先に使ったカードが左になるように、左から順番にプレイエリアへ置いていきます。
終了フェイズ
メインフェイズが終わったら、次の3つを行って相手のターンに移ります。
- プレイエリアの片付け:プレイエリアのカードを裏向きにトラッシュに置きます。ただしタクティクスカードは表向きのままトラッシュに置きます。
- 余ったPPの分だけドロー:余っているプレイポイント(縦向きのカード)と同じ枚数のカードをデッキから引きます。
- 手札の調整:手札が7枚より多いなら、手札が7枚になるようにカードをトラッシュに捨てます。
引きすぎると手札の上限7枚を超えて捨てることになるので、残すPPの数と手札の枚数を見ながら調整するのがコツですよ。
アタックの手順
手札のアタックカードをプレイすると、対戦相手のリーダーをアタックできます。手順は次のとおりです。
アタックカードのコストと同じだけのプレイポイントを支払います。
アタックカードを表向きにプレイエリアに置きます。
アタックカードに【プレイ時】効果があるなら、上から順番に実行します。
【アタックする】効果を実行し、アタッカーとなる自分のリーダーと、アタックを受ける対戦相手のリーダーを選びます。
アタッカーの攻撃力に、アタックカードのダメージと【アタック強化】の分を足した数値が、このアタックのダメージです。
アタックを受けたリーダーの上に、その分のダメージカウンターを乗せます。
アタックカードに【アタック後】効果があるなら、それを実行します。
ポイントは、アタックカードをプレイすれば、同じリーダーで何回アタックしても構わないという点です。PPが許す限り、得意なリーダー1人で攻め続けることもできます。
メモリアカードの【アタック強化】効果は次に行うアタックしか強化しません。
強化したいときは、メモリアカードをアタックカードより先にプレイするのを忘れないようにしましょう。複数のカードで1つのアタックをまとめて強化することもできます。
ダウンと覚醒
クロスタで一番盛り上がるのが、この「ダウン」と「覚醒」です。
体力(HP)以上のダメージを受けたリーダーはダウンします。ダウンしたリーダーは、上に乗っているダメージカウンターをすべて取り除いて横向きにします。
ダウンしているリーダーはアタッカーになれず、アタックやカードの効果の対象にもできず、ダメージを受けることもありません。
そして、アタックによって対戦相手のリーダーをダウンさせたとき、アタッカーが覚醒します。覚醒したリーダーはカードを裏返し、覚醒後の面を表にします。このとき、そのリーダーの【覚醒時】効果を実行します。
覚醒前と覚醒後を見比べてみましょう。イラストは同じですが、背景の色が変わり、左上に「覚醒」アイコンが付き、攻撃力(ATK)と体力(HP)が上がっているのが分かります。

覚醒前
「Mondo」ST02-002
ATK30・HP110/覚醒アイコンなし

覚醒後
「Mondo」ST02-002
ATK40・HP140/左上に覚醒アイコン
相手を倒すほど自分のチームが強くなっていくので、序盤にどのリーダーを覚醒させるかが勝負の分かれ目になります。
なお、【アタック後】効果によってダウンさせたときも、アタッカーは覚醒します。
覚醒は一度すると元には戻りません。
しかも次のラウンドにもそのまま引き継がれるため、早い段階で覚醒できると、その後のラウンドでも有利に戦いやすくなります。
ラウンドの終了と次のラウンドの準備
どちらかのプレイヤーのリーダーが全員ダウンしたら、そのラウンドは終了です。お互いに以下の終了処理を行います。
- プレイエリアのカードを裏向きにトラッシュに置く(タクティクスカードは表向きのまま)。
- 手札をすべて裏向きにトラッシュに置く。
- すべてのダメージカウンターを取り除く。
- ダウンしているリーダーを全員復活させる(縦向きに戻す)。
ここで大事なのが、覚醒しているリーダーは覚醒したまま、装備も付いたまま次のラウンドへ引き継がれるという点です。トラッシュもそのままで、デッキのシャッフルも行いません。
続いて、次のラウンドの準備をします。
- お互いにタクティクスデッキからカードを1枚選び、タクティクスエリアに裏向きのまま置く(タクティクスデッキが空なら何もしない)。
- プレイポイントカードを1枚追加する(2ラウンド目は4PP、3ラウンド目は5PPになる)。
- お互いにデッキから4枚カードを引き、直前のラウンドに負けたプレイヤーが先攻でターンを始める。
そして、先に2ラウンド勝利したプレイヤーが試合に勝利します。負けた側が次のラウンドの先攻を取れるので、最後まで逆転の余地が残るバランスになっています。
1ラウンドで終わる「クイックマッチ」
クロスタは1ラウンド制でも遊べます。これを「クイックマッチ」と呼び、1ラウンド目の勝者がそのまま試合の勝者になります。
クイックマッチで遊ぶときは、後攻のプレイヤーは「PPチケット」カードの代わりに、2枚目のタクティクスカードをタクティクスエリアに置きます(「PPチケット」カードは使用しません)。
「時間がないけど1戦だけしたい」というときや、ルールを覚えたての練習にはクイックマッチが便利です。
クロスタの魅力

ルールを押さえたところで、クロスタならではの魅力も見ていきましょう。
推しのストリーマー・VTuberがそのままリーダーになる
クロスタ最大の特徴は、実在するストリーマー・VTuber・eスポーツ選手がリーダーカードとして登場することです。
第1弾では「ぶいすぽっ!」「Crazy Raccoon」「Neo-Porte」から総勢24名がカード化され、弾を重ねるごとに参画タレントが増えています。
しかもクロスタは4人でチームを組むゲームです。所属の垣根を越えて好きなリーダーを組み合わせ、自分だけの「夢のチーム」を作れるのは、他のカードゲームにはない楽しみ方だと思います。
「覚醒」で試合中にキャラクターが成長する
リーダーカードが両面仕様になっていて、相手を倒すとカードを裏返して強くなる——この覚醒の演出には、普段配信で見ている推しの活躍を、ゲームの中でも楽しめるような感覚があります。
しかもその状態は次のラウンドにも残るため、前のラウンドで得た有利を、そのまま次のラウンドに持ち込めます。
「成長」という演出がゲームの仕組みそのものに組み込まれているのが面白いところです。
コレクション要素とカードデザイン
クロスタのカードには、描き下ろしイラストやホロ加工を施した特別仕様のカードが多数用意されています。
スターターデッキにもホロ仕様の「ACE(エース)」カードが封入されており、プレイ用としてもコレクション用としても楽しめます。
クロスタ公式のルール解説とリンク

ここでは、クロスタのルールをより深く知りたいときに役立つ、公式のおすすめリンクを紹介します。
プレイングマニュアル(PDF)
図解付きで基本ルールとFAQがまとまっています。本記事もこの文書をもとに執筆しています。
クイックマニュアル(PDF)
対戦の流れを1枚にまとめた簡易版です。対戦しながら手元に置いておくのに便利です。
プレイシート(PDF)
カードを置く位置が印刷されたシートです。印刷して使えば、エリアの配置で迷うことがなくなります。
フロアルール(PDF)
公認イベントや大会に参加する際のマナー・ルールです。
公式サイト「ルール」ページ
上記のマニュアル類はすべてこのページからダウンロードできます。個別のカードの処理で迷ったときは、同ページのFAQも確認しましょう。
遊び方動画
公式YouTubeチャンネルでも遊び方が公開されています。まずは動画で全体の流れをつかむのがおすすめです。
引用:【クロスタTCG】Xross Stars 遊び方紹介!Xross Starsの基本的なルールをあの2人が解説!!(YouTubeチャンネル「Xross Stars【クロスタTCG】」)
デッキの作り方を解説した動画も公開されています。
引用:【クロスタTCG】Xross Stars デッキの作り方についてCRのふらんしすこ・kinakoが解説!(YouTubeチャンネル「Xross Stars【クロスタTCG】」)
【まとめ】クロスタのルール・遊び方を徹底解説!

この記事では、クロスタ(Xross Stars/クロススターズ)の基本ルールと遊び方を解説しました。ポイントを振り返っておきましょう。
- 4人のリーダーでチームを組み、対戦相手のリーダーを全員ダウンさせるとラウンド勝利。
- 試合は最大3ラウンドの2本先取。1ラウンドで終わる「クイックマッチ」でも遊べる。
- 遊ぶにはリーダー4枚・デッキ50枚・タクティクスデッキ5枚・PPカード5枚・PPチケット1枚・ダメージカウンターが必要。スターターデッキ1つですべて揃う。
- デッキはちょうど50枚。リーダーと同じ色のカードだけを入れられ、同名カードは4枚まで、エースは合計8枚まで。「ビルドルール」と「Limited・BANカード」の指定も確認する。
- ターンは開始フェイズ→メインフェイズ→終了フェイズ。終了フェイズには余ったPPの分だけドローできる。
- 相手をダウンさせたアタッカーは覚醒して強くなり、その状態は次のラウンドにも引き継がれる。
聞き慣れない言葉はいくつかありますが、やること自体は「アタックカードを使って相手のリーダーを倒す」というシンプルなものです。
1ラウンド目で出遅れても取り返せる設計なので、カードゲームが初めてという方でも始めやすいタイトルだと思います。
まずはスターターデッキを手に取って、推しのリーダーでチームを組むところから始めてみてください!
※本記事に掲載しているカード画像はXross Stars公式サイト「カードリスト」より、商品画像はXross Stars公式サイト「Product」より引用しています。
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